- 2013.06.29 Saturday
ついに動き出したタケシマシシウド保護活動
住民によるタケシマシシウドの保護活動として
場所は海士町豊田地区の群落です。
以前、道路に倒れてきていた背
上に伸びられるようにと斜面の低木を減らした
日当たりがよくなり他の草の勢力が強くなりました
今回、大きくなったヨモギやヤブマオを刈って日当たり
今が花期のタケシマシシウド。
日本で海士町でしか確認されていない植物です
今まで韓国の鬱陵島の固有種とされてきました。
群落があるにもかかわらず、数年前まで、
草刈の対象としての関心しか向けられていなかったこの植物に、
ここ数年でだんだんスポットがあたりはじめました。
まず海士町文化財に指定、
続けてしまねレッドデータブック2012植物編で、絶滅危惧1種として記載。
道から上を見上げると、かなり上のほうにも咲いているのが見えます。
十数年前に山を開いて作った道沿いに
人為的な管理も必要です。
日本での生
保護活動は慎重にならなければなりませんが、
住民主体で地域の自然を守る一歩になったのではないでしょうか。
刈った草は軽トラックにぎゅうぎゅう詰めにして、山盛り2回分ありました。
日差しの強い中、役場関係者を中心に関心のあ
みんなで作業している光景は、地
ふるさと再発見ツアー〜隠岐ジオパーク保護編〜(中央公
講師としての参加をさせていただ
この日はタケシマシシウドだけではなく、
同じく豊田地区にあり、海士町指定文化財のハマビワの大木まわりの整備も行いました。
竹やぶに埋もれていたハマビワが顔を出しました。
役場の課長自ら作業をしてくれています。
課長2人を含め何人もの役場職員の方が汗を流しました。
この町のすてきなところです。
隠岐島前高校の生物の先生や、植物博士のTさんも。
大切な町の財産を、こうしてずっと守っていきたいですね。
そんちょうもmyチェンソーを持ってきて参戦。
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