「今年も咲いているよ」
仲良しの浜中さんからの携帯電話。
海士町では唯一箇所のみに生育している
ツリフネソウの話。

あまりに限られた場所だけの分布なので
ちょっとした環境の変化で絶えてしまう
可能性大の植物です。
さっそく確認しに出かけました。
見事に満開。
今年も健在でよかったね。
上空にはアトリの群れがにぎやかに飛んでいました。
いらっしゃい、今年もよく来たね。

今の季節、道端に普通に見られる
薄紫色の花の地味な植物、名前を
「ヤマハッカ」といいます。
この植物ご存知の方も多いと思います。
「ハッカ」というネーミングから
ハーブ系の香りを連想しますが
この植物はほとんど無臭でハッカとは
全く異なるものです。
実はこの花、意外な特性をもっている
ことをご存知ですか。
下の写真のように通常はおしべとめしべは
花弁の中に隠れており、外からは見えません。


ところがハナバチなどの昆虫が蜜を吸うため
花弁に止まるとその重みで花弁が下がり
下の写真のようにおしべとめしべが
姿を見せるようになっています。


こんな身近な植物に意外な能力があったわけです。
私たちの身近な世界には他にも意外な真実が
ありそうな気がします。
身近な人も隠された能力を案外たくさん持っているのかも。
そんなことを考えた今日の散歩道でした。

真っ白い畑。この季節の風物です。
海士町では蕎麦の栽培も盛んに行われており
秋には一面その花で埋め尽くされる畑が
あちこちに出現します。
隠岐自然村では手打ち蕎麦体験を開催しており
毎年自家栽培も行っているのですが
なんと、今年の8月はあまりの多忙さに
蕎麦の種をまく暇が見つけられませんでした。
他の方が栽培されている見事な蕎麦の花を
うらやましく眺めた今日でした。

私が海士町へ移住して早10年が経とうとしております。
最近道端を見て思うことに、
移住した当時あまり目に付かなかった
植物をよく目にするようになったことです。
かなり悪評の強いセイタカアワダチソウもここ2〜3年で
ずいぶん生育領域が増えたようですし
タイワンイチビなどは以前はほとんど見なかった植物です。
ベニバナボロギクも放牧場を中心にとても増えました。
海士町自体の自然環境の変化により
植生が変わってきたことは間違いないと思います。
そんな中で、結構気にいっている花があります。
これも最近目に付くようになった植物ですが
秋には珍しいオレンジ色の可愛い花を今たくさんつけています。
マルバルコウさん可愛いですね」



秋の散歩道、よく目にする野草の中でちょっと気になる
存在が野菊です。
白、紫、黄色の色をした花がほとんどだとい思いますが
この野菊、種の同定をしようと思うと意外と
苦戦を強いられることがあります。
今日たくさん咲いていた紫色の野菊も
ヨメナなのかユウガギクなのかなかなか
判断がつきぬくいものです。
もっとも私の知識の未熟さも手伝っているのですが。
一般的には舌状花の冠毛の長さで同定するようですが
両者を比較して初めて判るもの。単体では、はて?。
よくよく調べてゆくとどうもオオユウガギクのようですが
隠岐の物は、ヨメナとの中間種とも言えるようです。
「野菊は本当に奥が深い」

 秋を代表する花のイメージとして、私は真っ先にコスモスが浮かびます。
海士町でも今花盛り。可憐で清楚な花だから秋のイメージにぴったり合う気がきます。
kosumosu
でも、ちょっと不思議?。
コスモスは実は本来の日本の野生種ではなく明治以降にアメリカより持ち込まれた園芸種。それがいつの間にか日本人の心に根付いているのですね。
他の季節にも同じような花があると思います。
梅雨の紫陽花、真夏の向日葵も季節のイメージキャラクターとしてしっかり根付いていますよね。
 それにしても「コスモスは秋に似合いすぎる。」

隠岐自然村の施設の周辺ではタチツボスミレが満開。
その中に紫の濃い色の花が混ざっている。
はて?よくよく見ればヒメスミレではないか。
しかも何株もさいている。へえー。「これは儲けもの」
海士町ではほとんど確認されていないスミレなのです。

金光寺山の植生の奥深さをあらためて感じた一日でした。

金光寺山ドライブウェイの桜並木は最好調…
を少し過ぎたようで地面は花びらのじゅうたん。

自然村レストランから外の景色を眺めていると
何やらたくさん飛んでいる。ん!ツバメか?
そうです。今年もやってきましたね、ようこそ。
ツバメ 初認日4月8日

絶好の花見日和の今日、Oさんと川ちゃんとちびっ子2人で山野草摘みにお出かけしました。ムベの蔓、オオユウガギクの新芽、
トキワイカリソウの真っ白い花、スイバ、ツクシ、ヤブツバキ
の花、カキドウシの新芽と紫色の花をゲット。
桜が満開の金光寺山周辺で2時間ほどのハイキングでした。


今年初認の真っ白い入道雲がとても印象的でした。

採取した山野草は自然村レストランでSさんと奈緒ちゃんも加わって、
ビールで乾杯しながらの野草パーティーでおなかの中に。

金光寺山にいっきにがやってきました。
冬の間訪れる人も少なく寂しい山でした。
この暖かさで、人の心もウキウキしだした
せいか、ドライブウェイも少しにぎやかに。
隠岐自然村の金光寺山フィールドミュージアム
構想の一環として山に生えている樹木名札付けをはじめました。

今まで、素通りしていたなんでもない木々も
名札がついて少し注目をされるといいですね。


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